科目名: 西洋経済史研究
担当者: 岩井 隆夫
対象学年 | 1年 | クラス | [001] |
講義室 | S713院講義室 | 開講学期 | 前期 |
曜日・時限 | 木5 | 単位区分 | 選択 |
授業形態 | 一般講義 | 単位数 | 2 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | 中世から近代に至るまでの西洋経済史における重要なトピックをとりあげ、そのトピックについての研究史をフォローした上で、トピックを取り扱ったとくに重要な研究について、当該の研究を掲載している論文もしくは著書にもとづいて理解を深める。その知見をもとに、当該のトピックについて、現代的な視点からの批判的考察を行う。今年度のテーマは中世都市と農村市場である。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | 西洋経済史における中世都市と農村市場について、研究史を踏まえた一定の認識を有した上で、現代の市場経済につながる側面および現代の市場経済では見られない側面を把握し、現代の市場経済の行方について一定のビジョンを備えることを到達目標とする。 |
評価方法・評価基準 | 平常点:出席、授業に対する取り組みなどを総合的に判断。 レポート:期末に提出してもらうレポートの内容にもとづいて評価。 |
履修の条件(受講上の注意) | 広くヨーロッパ経済史に関心を有することを条件とするが、十分な予備知識を備えていることを必ずしも条件とはしない。 |
教科書 | 岩井隆夫『近世スイス農村市場と国家』中央印刷出版部 |
参考文献 | H.C.パイヤー『異人歓待の歴史』ハーベスト社 Braun, Rudolf, Industrialisierung and Everyday Life, Cambridge 1990 |
特記事項(その他) | 受講者の知識や語学力などのレベルに応じて、参考文献を中心に講義を進めることもある。 |

